2016年8月17日水曜日

五山送り火

~ 五山送り火 ~

昨日の「五山送り火」は、本当に残念でした。

主人と、近くの通りまで観に行く気満々で準備していたら、何と、19:50頃から雨の音がしてきて、「えっ、うそ!雨??」と思っていたら、20:00ピッタリ、豪雨が~・・・20:00から大文字に点火されるのに~え~っ・・・

傘をさして一応近くの通りへと歩いたものの、すごい大雨でスカートも靴も何もかもドボドボに。通りまで行くのも諦めて戻ってきました。

こんな豪雨でも点火されたようです。昨夜、近くまで行って観ていたという知り合いが、「点火されたけど、火がすぐに消えてしまった」と今日、話していました。

今迄、点火の前に雨が降っても、点火時には止んで、無事に点火されましたし、雨が降ることは少なかったですが、今年は、点火スタートの20:00ピッタリに豪雨が降るなんて、初めての経験です。楽しみにしていただけに残念でした。

この日のために準備してこられた関係者の方々もさぞ悔しい思いをされていることでしょう。
この日のために日本中から、あるいは海外から来られていた観光客の方々もさぞ残念だったと思います。

仕方がないですね。自然の前には、私達は無力ですから。

来年の「五山送り火」は、雨が降らないことを祈るばかりです。


精霊送りの行事
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8月16日午後8時から、京都盆地の周囲の山に、炎で描かれた「大」「妙法」の文字や鳥居形、船が次々に浮かび上がる。お盆に迎えた精霊をふたたび冥府に返す精霊送りの意味を持つ、あくまで宗教行事である。市内の川沿いや御所など開けたところから遠望することができ、関係者は静かに手を合わせ先祖に思いを馳せて欲しい、としている。
京都三大祭(葵祭・祇園祭・時代祭)に五山送り火を加え、京都四大行事と呼ばれる。
(京都新聞ホームページより)http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/gozan/index.html
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五山送り火の雨天中止の過去
延期も中止もしない方針の五山の送り火、でも実は延期した過去もあったようです。1963年に五山のうちの大文字だけが延期になりました。理由は激しい豪雨でどうしても点火できなかったからです。そして、その年は翌日にずらして行われました。でも、1963年以降は延期や中止がないということです。花火大会や一般のお祭りとは違いかなりの徹底ぶりです、そこには、ある理由があるからです。(下記参照)
 
 
五山送り火の意味
雨であっても延期も中止もしないという五山の送り火、そこまで徹底するにはもちろん理由があります。 送り火というのは元々お盆に帰ってきたご先祖様の霊を送るためのものです。送り火が延期になればご先祖様の霊が迷ってしまいます。ですので、雨天でも延期や中止にはしないのです。
また長い間続いてきた行事でもあるのでその姿を守りたいという運営側の想いもあります。そのために何があっても16日に送り火をつけるという気持ちで運営されています。


 

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