2017年6月30日金曜日

悲しくて・・

~ 悲しみ癒えぬ一週間 ~
 
小林麻央さんの早すぎる死を悼み、心よりご冥福をお祈り致します。
 
 
フリーアナウンサーの小林麻央さんが乳癌で34歳という若さで亡くなって1週間。
余りに悲しい出来事のため、ブログをアップしようと思いながら、アップする気力がありませんでした。この1週間は、小林麻央さんのことが頭から離れず、きっとこれからもしばらくは頭から離れないと思います。

娘のような年代の方が、親より先に亡くなってしまう程、親にしてみたら悲しく苦しいことはありません。麻央さんのお母様、お父様もさぞ苦しく悲しまれたことでしょう。自分が変わってあげたいと思われたに違いありません。

お母様とお姉さんの麻耶さんは一生懸命、麻央さんの看病をしてこられて、麻央さんが旅立たれてからは、どんなに寂しいお気持ちだろうと思います。

麻央さんが、ブログを開設された昨年9月から拝読しながら、奇跡が起こって欲しいといつも祈っていましたが、5月26日には顎に転移し痛みが酷くて食べられなくなり、スープやジュースなどを摂取しておられることを知り、歩くこともできなくなって車いすに座っておられる姿も知りました。

旦那様の海老蔵さんは、温熱療法に効果があると聞くと麻央さんのために酵素風呂まで作り、朝食に野菜スープを作ってあげたりして麻央さんを支えてこられましたし、自宅療養に切り替えられた5月29日以降は、家族みんなで力を合わせてご自宅で看病してこられました。
海老蔵さんは、『市川海老蔵 第四回 自主公演 ABKAI 2017 〜石川五右衛門 外伝〜』公演で忙しい中でも、時間があれば、麻央さんに寄り添ってこられました。

昨年6月9日に、海老蔵さんが記者会見で乳癌のステージ4だと公表されてから、QOLに向けてご夫婦、ご家族で頑張って来られましたが、悲しくも先週6月22日夜に麻央さんは亡くなりました。
長女の麗禾ちゃん(5歳)と長男の勧玄くん(4歳)を残して。
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QOL(quality of life
=人生の内容の質や社会的にみた生活の質のことを指し、人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念のこと。
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さぞ心残りだったことでしょう。愛する海老蔵さんと愛する子供二人の成長を見届けたかったに違いありません。

こんなに悲しいニュースを知らされた私は、悲しくて悔しくて、神様を恨みました。

いつも笑顔を絶やさず、いつも人が笑顔になれるようにと願っていた天使のような女性が、34歳という若さで天に召されてしまった事実を知って、この世の中に神仏などは存在しないのだと思い知らされました。今迄、ことあるごとに神様にお祈りしてきたけれど、神様なんていないんだと知りました。

神様、仏様というのは、存在しない物を偶像化して、まるで実在しているかのように思い込み信じて、自分の心に存在する弱さ、悲しみ、寂しさ、苦しみ、恐怖などから救ってもらいたいと願いを託す自分の心が作り出した虚像に過ぎないことを知りました。

世の中には、一杯、悪いことをする人がいます。悪いことをする人が生きながらえて、天使のような若い女性が天に召されてしまうのは、余りにも不公平、無慈悲というものです。

神様が判断ミスで、召してはいけない人を召してしまわれただけなのでしょうか。
昔から、美人薄命という言葉があります。神様は美人がお好みなのでしょうか?

海老蔵さん、「愛してる」という最期の言葉を残して最愛の奥様が旅立たれてしまって、深い悲しみに打ちひしがれておられるでしょう。例えようもないぐらい大きな喪失感にさいなまれておられると思います。

でも、良き父として頑張って生きて下さい。良き歌舞伎役者として、更にご活躍下さい。それを、麻央さんが一番望んでおられると思いますから。

麗禾ちゃん、勧玄くん、どうかたくましく生きて下さいね。

日本中の皆が、海老蔵さんとお二人の子供さんのお幸せを祈っています。







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